動画の用途を限定すれば、十分使用可能かと。
すでにサービスインされているPictory.AIの生成動画を久しぶりに使用してみたので、そのワークフローや実際に生成した完成動画などを含め紹介していきます。非常に簡単に、直感的に動画を作成することができますので、興味がある方は、まずはトライアルで試してみてください。
Pictory. AIについて
シナリオの作成からナレーションの録音まで、動画制作の一連の作業をAIが自動で行ってくれます。動画のテンプレートも多数用意されており、お好みのデザインを選べば、そのイメージで動画を生成してくれます。
また、生成された動画に対して、動画の差替え、尺の調整、ディゾルブやフェードなどのトランジション、テロップの挿入、自声でのナレーション録音など編集作業も可能です。つまり、AIが一から動画を作成しカスタマイズまでできる優れたAI動画制作ツールです。(トライアル版では機能の限りがあります)
ワークフロー
① Log In
GoogleのアカウントでもLogInが可能です。動画の使用目的を選択、どの方式で動画を作成するかを決めれば準備完了。

今回は、左の「脚本からビデオへ」を選択
② シナリオの作成
最初の画面は、「スクリプトエディター」シナリオの作成です。 有料版であるとChatGPTがシームレスで使えるようですが、今回はトライアル版のため、事前にClaude3でテーマを「再生エネルギーの未来」として動画時間を90秒以内とプロンプトでシナリオを生成すると、シーン構成・動画のイメージ・ナレーションが出力されます。
そのデータをスクリプトエディターにコピペ。
ナレーション以外を削除し、改行でカット割のタイミング作成していきます。
数秒でナレーションおよびカット割のタイミングが自動保存されます。あとは、進むボタンをクリックするだけ。
※下記画像、左がClaude3で出力されたシナリオ 右がスクリプトエディタにコピペして整理したものです。


③ 動画の作成とUI
なんと、数秒で初号動画が作成されました。しっかりと、スクリプトの句読点などでカット割がされて音楽も録音されています。一応、ナレーション内容のイメージっぽい素材が並べらえていました。早速、右上の「プレビュー」ボタンで再生してみると、「あれ??大丈夫か」といった表示が。各クリップにGetty Imagesとか見たことのある素材サイトの透かしが入っていました。ダウンロード時には「透かしは消えます」とコーションがでますが、今ひとつ不安。確かに、ダウンロードしたら素材サイトのロゴは消えてましたが「PICTORY AI」と透かしロゴが表示さてました(笑)

① 左のツール⑥に即した内容が表示されます。ここでは、カット割されたシーンごとのナレーションが表示されています。
② タイムラインとして、各シーンのサムネールが表示さています。カット内容を差し替えたいときは、適合シーンのサムネールをクリックし⑥のツールから2番目のビジュアルを選択すると別の類似画像が表示されるので、希望画像を選択することで自動的に差し替えられます。
③再生ビューワー
④字幕表示の有無やナレーションデータのアップロードまたはAIナレーションの作成などオプションのセッティングが行えます。
⑤サムネール間のアイコンをクリックすると、ワイプやフェードなどのトランジションが選択できます。
⑥ツール
「話」ナレーションに基づくカット割
「ビジュアル」動画素材ストックヤード、検索機能もついて希望の素材が探せます
「オーディオ」男女ナレーターサンプルボイスが多数あります。但し、英語をベースとした外国人。
「文章」テロップ作成
「ブランディング」ロゴ・指定フォント・カラーなどの作成
「要素」絵文字
「フォーマット」アスペクト設定 [16:9] [1:1] [4:3]
まとめ
実証検証を終えた、感じたこと
◉メリット
①動画生成が早い
②初号動画はナレーション内容のイメージから大きく外れてはいない
③ダウンロードした動画の画質も使用可能なレベル
④プロンプト作成のハードルがない(動画のテーマと尺数だけの指示でOK)
⑤素材が豊富
▲残念な点
①日本語のナレーションに完全対応はされていない
②外部作成のナレーションファイルは有料版でしかインポートができない
□業務での使用
①企業用動画などのイントダクションシーン(業界概要・現状などを伝えるシーンなど)
②セミナーでの説明用動画(投資概要『株式市場と債券市場の違い』など)
③生成された動画を素材として活用(各種データ・グラフ・商品などをインサート、他素材と合成・加工を施しブラッシュアップ)
■著作権について
Pictory.AI内でのフッテージは、StoryblocksとGetty Imagesより提供さえていおりライセンス契約がなさているので著作権侵害なく使用が可能。
商用で利用される場合は、有料版の利用をお勧めします。
結論としては、下記の動画を仮に実写で作成したり、従来の素材販売サイトなどで時間をかけ探して購入といった作業のコストを考えると、Pictory.AIの利用は断然有りと感じました。
sample 動画

